深田 晃司

FILM DIRECTOR

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二階堂ふみ主演「ほとりの朔子」や「歓待」で世界的評価を得た注目の監督・深田晃司の新作アフレコ現場に潜入。俳優から最良の演技を引き出す演出術は、独自のコミュニケーション哲学から生まれていた。

深田 晃司

KOJI FUKADA

FILM DIRECTOR

1980年生まれ。映画美学校修了後、美術部、照明部、演出部などでプロの現場経験を積む。2005年から平田オリザが主宰する劇団青年団の演出部に所属。バルザックの短編を繊細なテンペラ画(絵:深澤研)とカメラワークによって映像化した「ざくろ屋敷」(06)がパリKINOTAYO映画祭で新人監督賞を受賞、東映ビデオからソフト化される。青年団の俳優を多数起用した群像劇「東京人間喜劇」(09)がローマ国際映画祭正式出品。続く「歓待」(10)は数多くの映画祭に招待され、東京国際映画祭ある視点部門作品賞、プチョン国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。二階堂ふみや鶴田真由を迎えた2013年の「ほとりの朔子」はナント三大陸映画祭で金の気球賞(グランプリ)、若い審査員賞をW受賞した。劇団に所属する異色の映画監督であり、「独立映画鍋」代表理事として邦画界変革のための活動も行なっている。現在、平田オリザのアンドロイド演劇を下敷きにした新作を制作中。

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    なぜ人は表現せずにいられないのか。世界の映画祭で高い評価を受ける映画監督・深田晃司にその原点を聞いた。

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